三菱重が戻り鮮明、マド埋め完了から一段高で5日・25日線のGC示現
三菱重工業<7011>が5%を超える上昇で1900円台に復帰、全体戻り相場の中で上げ足の強さが際立っている。8月2日と5日に開けたマドを完全に埋め切り、時価は25日移動平均線を上回るとともに、5日・25日線のゴールデンクロス示現で買いに弾みがついた状態。岸田政権から次期政権に移行しても防衛費拡大の流れは変わらず、防衛省との取引額で群を抜く同社株には、リスク許容度の高まった海外投資家などの買い戻しが活発となっているもようだ。実際に業績も拡大歩調を強めており、今月6日に発表された24年4~6月期決算では最終利益が前年同期比17%増と2ケタ増益を達成し、過去最高更新となった。更に受注高も増勢一途にあり、足もとの成長期待を裏付けている。
出所:MINKABU PRESS
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