CAC Holdings---1Qは増収増益、国内ITと海外ITのいずれも増収増益に
CAC Holdings<4725>は13日、2024年12月期第2四半期(24年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.5%増の263.43億円、営業利益が同6.9%増の16.59億円、経常利益が同17.8%増の16.39億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同8.7%増の13.11億円となった。
国内ITの売上高は前年同期比7.2%増の192.32億円、調整後EBITDAは同2.1%増の19.34億円となった。子会社1社を連結範囲から除外したこと(2023年12月期第1四半期末)による減収があったものの、中核子会社における金融・製造顧客向けの伸長や新規連結等があった。
海外ITの売上高は前年同期比16.2%増の71.11億円、調整後EBITDAは同18.8%増の8.79億円となった。円安効果や、アメリカ、インドおよび中国での案件が伸長したこと等があった。
2024年12月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比1.9%増の515.00億円、調整後EBITDAは同8.6%増の45.00億円とする期初計画を据え置いている。2024年12月期より同社グループは重要な経営指標の一つとして、事業から創出するキャッシュの実力を示す「調整後EBITDA」を採択し、今後は連結業績予想値を「売上高」と「調整後EBITDA」で開示するとしている。
《SO》
提供:フィスコ