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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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7250 太平洋工業

東証P
1,342円
前日比
+9
+0.68%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
7.3 0.48 3.87 3.55
時価総額 823億円
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<動意株・26日>(大引け)=モバファク、トーメンデバ、ファーマFなど

 モバイルファクトリー<3912>=後場動意しストップ高。午後1時ごろ、未定としていた24年12月期の配当予想について、期末一括37円(前期8円)にすると発表したことが好感されている。これまで総還元性向30%を目標としてきた株主還元方針について、総還元性向60%を目標とし、累進配当(減配なし)を前提として、配当性向40%以上または DOE(株主資本配当率)7%以上のいずれか高い水準での配当を実施するよう変更したことが要因としている。同時に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算は、売上高16億1500万円(前年同期比0.3%増)、営業利益4億8700万円(同0.8%増)となった。「駅メモ!」を中心とした位置ゲームの売上高が微増となったほか、広告宣伝費の減少がプラスに働いた。

 トーメンデバイス<2737>=3日ぶり反発。同社はきょう午後1時ごろ、25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比5.4%増の32億9500万円となり、通期計画の76億円に対する進捗率は43.4%となった。売上高は同17.0%増の1028億8600万円で着地。主要取扱製品であるメモリー半導体の価格が上昇基調だったことなどが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

 ファーマフーズ<2929>=3日ぶり反発し年初来高値更新。25日の取引終了後、24年7月期の連結業績予想について、営業利益を27億円から50億円(前期比38.5%増)へ、純利益を18億円から35億円(同13.6%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を10円から15円へ引き上げ年間配当予想を25円(前期22円)としたことが好感されている。売上高は従来予想の641億円に対して620億円(同9.6%減)と下方修正したものの、ニューモ育毛剤などの既存製品とニューZなどの新製品への投資配分の最適化を図り、利益の最大化を進めたことが奏功し、利益は計画を上回る見通し。また、バイオメディカル事業で、田辺三菱製薬(大阪市中央区)と締結した自己免疫疾患を対象とした抗体医薬品に関するライセンス契約に基づき、所定のマイルストン収入を受け取ったことも寄与する。

 ジー・スリーホールディングス<3647>=物色人気に急動意。同社は25日取引終了後、プラントライフシステムズ(横浜市港北区)と菜種によるバイオ燃料及び化粧品原材料などの製造・販売を目的とした合弁会社を設立すると発表。これが材料視されているようだ。設立は7月下旬を予定し、出資比率はジー・スリーが66.7%、プラントライフシステムズが33.3%。菜種を原料とするSAF燃料(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)、バイオガソリン、バイオディーゼルなどのほか、化粧品原材料としての界面活性剤などの製造・販売を行いながら、将来的にはロケットグレードのSAF燃料の製造を目指す予定だとしている。

 太平洋工業<7250>=3日ぶり大幅リバウンド。前日は全体波乱相場の影響でマドを開けて売り込まれたが、きょうは一転して買い戻される展開で朝方はカイ気配スタートとなった。25日取引終了後、同社は25年3月期の業績予想修正を発表、営業利益は従来計画の110億円から115億円(前期比20%減)に増額した。人員調整や経費削減努力が奏功し採算が改善、為替の円安効果も収益押し上げに寄与している。PERが8倍前後でPBRが0.5倍前後と投資指標面で割安さが際立っていることも、投資資金の押し目買い意欲を喚起している。

 キヤノン<7751>=大きく切り返し新高値。25日取引終了後、24年12月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の4350億円から4650億円(前期比24%増)に増額した。為替市場で円安が進行したことに伴う採算改善効果や、主力の複合機やカメラなどが好調で収益を押し上げる見通し。なお、売上高は4兆3500億円予想から4兆6000億円(前期比10%増)に増額し、これは07年12月期に記録した4兆4813億円を上回り、17期ぶりに過去最高更新となる見通し。これを好感される形で投資資金を呼び込んでいる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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