サンマルクHD Research Memo(11):株主還元は連結配当性向35%目安、株主優待制度も実施
■株主還元策
サンマルクホールディングス<3395>は株主還元について、同社グループの業績動向及び配当性向等を総合的に勘案したうえで、株主に対し利益成長に応じた安定的な配当を継続しつつ、今後のグループ内における事業拡充による将来の利益貢献を図るため内部留保の充実に努めることを基本方針としている。これをベースに今後のグループの利益成長等を勘案し、中期的な連結ベースの配当性向の水準35%を目標としつつ、DOE(純資産配当率)等の要素も加味しながら決定するとしている。この方針に基づき、2024年3月期の配当は前期比6.0円増配の50.0円(第2四半期末25.0円、期末25.0円)とした。配当性向は105.3%となる。また2025年3月期の配当予想は同2.0円増配の52.0円(第2四半期末26.0円、期末26.0円)としている。予想配当性向は50.6%となる。
また同社は株主優待制度も実施している。毎年3月31日時点で100株以上保有株主に対して、同社グループ店舗で割引利用できる「株主様ご優待カード1枚」(有効期間中は何度でも繰り返し利用可能)を贈呈する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
《SO》
提供:フィスコ