フルヤ金属が反発、24年6月期業績は計画下振れ着地もアク抜け感強まる
フルヤ金属<7826>が反発している。18日の取引終了後、集計中の24年6月期連結業績について、売上高が従来予想の536億円から475億円(前の期比1.3%減)へ、営業利益が102億円から97億円(同15.5%減)へ、純利益が76億円から73億円(同22.4%減)へ下振れて着地したようだと発表したが、アク抜け感から買われているようだ。
一昨年秋からみられたエレクトロニクス市場や通信市場の在庫調整局面に底打ち感がみられ、第3四半期からは回復基調が鮮明になったものの、薄膜部門で受注から売り上げまでタイムラグがあることや、ファインケミカル・リサイクル部門で一部化合物関連製品の在庫調整の反転が想定よりも遅れたことなどが売上高・利益の未達につながったとしている。
同時に、期末一括配当予想を256円から286円へ引き上げた。23年12月6日付で東証プライムへ市場変更したのを記念し、30円の上場記念配当を実施するという。
出所:MINKABU PRESS
一昨年秋からみられたエレクトロニクス市場や通信市場の在庫調整局面に底打ち感がみられ、第3四半期からは回復基調が鮮明になったものの、薄膜部門で受注から売り上げまでタイムラグがあることや、ファインケミカル・リサイクル部門で一部化合物関連製品の在庫調整の反転が想定よりも遅れたことなどが売上高・利益の未達につながったとしている。
同時に、期末一括配当予想を256円から286円へ引き上げた。23年12月6日付で東証プライムへ市場変更したのを記念し、30円の上場記念配当を実施するという。
出所:MINKABU PRESS