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3562 No.1

東証S
1,653円
前日比
-46
-2.71%
PTS
1,653円
22:12 11/08
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
19.5 2.66 2.12 107
時価総額 115億円
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No.1---1Q増収、主力の情報セキュリティ商品などの販売が順調に推移


No.1<3562>は12日、2025年2月期第1四半期(24年3月-5月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比1.1%増の31.91億円、営業利益は同4.6%増の1.45億円、経常利益は同4.9%増の1.43億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同37.9%減の0.80億円となった。

当第1四半期においては、主力商品である情報セキュリティ商品などの販売が順調に推移した。連結子会社であるアレクソンにおいても情報セキュリティ商品を中心に好調な販売を維持し、両社共同で開発した商品を同社の販売ルートで拡販するなど、引き続きシナジー効果を発揮することが出来ている。

また、2024年4月に発表した「中期経営計画Evolution2027」で掲げた4つの重点戦略を着実に推進しており、「経営基盤、事業基盤の再強化、構造改革」では、経営人財の育成、生産性向上に向けて、人財育成計画を策定し、取り組みを開始している。また、グループ一体経営の推進や事業ポートフォリオマネジメントの強化の一環として、新たにグループ成長戦略推進本部を設置した。次に「事業領域拡大に向けた積極投資」では、事業領域の拡大として、新たにアイ・ティ・エンジニアリングとOZ MODEを同社グループに加えたことで、新たにSES事業に進出した。続いて、「収益構造の安定化」では、「No.1ビジネスサポート」の保有契約件数が堅調に推移し、ARPU(1ユーザー当たりの平均売上)も引き続き向上している。また、クラウドサービス事業の拡充として「デジテラス」の販路拡大にも注力した。「サステナビリティ経営 人的資本経営の推進」では、若手人財のベースアップ、営業職に対する営業特別手当を新たに設定、また、奨学金返還支援制度の導入を決定するなど、「人的資本経営」の推進の方針に則り、若手人財の給与水準向上の施策を行った。その他にも、ダイバーシティ推進の一環として女性活躍をテーマとした社内イベントの定期実施(?’s cafe)など、新たな取り組みも積極的に行った。

2025年2月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比4.8%増の141.00億円、営業利益は同24.3%減の9.30億円、経常利益は同24.8%減の9.15億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同35.3%減の5.73億円とする期初計画を据え置いており、飛躍に向けた構造改革に取り組む助走期間として、2025年2月期は増収ながら一旦減益となる見通しとなる。

《SI》

 提供:フィスコ

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