日経レバが大幅続落で3万円大台攻防、米ハイテク株安と円高受け全般リスクオフ
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が大幅続落、一時1500円近い急落で率にして4.7%安に売り込まれ、3万円大台攻防の様相をみせた。半導体関連株への売り圧力が一段と強まるなかで日経平均株価は続急落を余儀なくされており、日経平均に連動する仕組みで組成されたETFである日経レバもこれに連動する形で波乱展開を強いられている。特に、日経レバはボラティリティが日経平均の2倍に基本設定されていることから値動きが激しい。個人投資家の短期資金が錯綜する状況となっている。株式需給面では信用取組が注目され、7月第1週に買い残の大幅減少とともに売り残が大きく増加し信用倍率0.95倍と売り長に転じたが、直近週(7月第2週)は買い残が再び増勢となる一方で売り残が減少、信用倍率1.19倍と需給が緩んでいる。目先の波乱相場で、今週は売りと買いのバランスがどう変化するかも注目される。
出所:MINKABU PRESS
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