ギグワークス Research Memo(7):自己資本比率34.8%(2.3ポイント増)。健全な財務基盤は維持
■ギグワークス<2375>の業績動向
2. 財務状況と経営指標
2024年10月期第2四半期末の総資産は前期末比92百万円増の9,286百万円となった。このうち流動資産は同166百万円増の6,391百万円となった。受取手形、売掛金及び契約資産が228百万円増加したことが主な要因である。固定資産は、有形固定資産が97百万円減少したことなどにより、同80百万円減の2,887百万円となった。現金及び預金の期末残高は2,730百万円となった。
負債合計は前期末比160百万円減の5,936百万円となった。このうち流動負債は、未払金が103百万円増加したことなどにより、同75百万円増の4,756百万円となった。固定負債は、長期借入金が201百万円減少したことなどにより、同236百万円減の1,179百万円となった。有利子負債は同384百万円減少して2,484百万円となった。
純資産合計は前期末比253百万円増の3,349百万円となった。主として連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の一部売却を行ったことなどにより資本剰余金が250百万円増加したことなどによる。
2024年10月期第2四半期末の経営指標は、流動比率が134.4%、自己資本比率が前期末比で2.3ポイント増の34.8%となり、財務の安全性を維持・向上している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
《AS》
提供:フィスコ