タクマ---ごみ処理施設の基幹改良工事を受注(東京・新江東清掃工場)
タクマ<6013>は12日、東京二十三区清掃一部事務組合から、新江東清掃工場(東京都江東区)の基幹的設備改良工事を受注したことを発表。プラント設備の大規模な更新により、ごみ処理施設の長寿命化を実現するとともに、施設から排出されるCO2を現状比で6%以上削減する。契約金額は250億円(税抜)。
新江東清掃工場は1998年9月に竣工した国内最大級のごみ処理施設。稼働から25年以上が経過していることから、本基幹改良工事では焼却炉(乾燥ストーカ)や集じん設備の部分更新など通常の定期点検では実施が困難な作業を実施し、竣工後に約10年間の安定稼働を継続する計画。また、蒸気タービンの部分更新による発電効率の向上や、施設内の電力使用量抑制により、CO2の排出量を現状比で6%以上削減できる見込みである。
《SO》
提供:フィスコ