フリーやカバーが急伸、大型株ラリーのアンワインドでグロース銘柄に資金
フリー<4478>やカバー<5253>、GENDA<9166>などグロース銘柄の急騰が目立つ。この日、日経平均株価の下げ幅は一時1000円を超えた。6月の米消費者物価指数(CPI)公表後の急速な円高と、前日の米ナスダック総合株価指数が8日ぶりに急反落したことが全体相場の重荷となっている。一方、プライム市場では値上がり銘柄数は1100を超えており、直近の相場のけん引役となった大型株に売りが集中する形となっている。大型株ラリーのアンワインドが顕著となるなか、出遅れていたグロース市場の小型成長株に資金を振り向ける動きがみられ、東証グロース市場250指数は前日比で3%を超す大幅な上昇となっている。GMOフィナンシャルゲート<4051>やクオリプス<4894>なども上値指向を強めている。
出所:MINKABU PRESS
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