タクマ---ごみ処理施設のDBO事業を受注(尼崎市)
タクマ<6013>は9日、兵庫県尼崎市から、ごみ処理施設のDBO事業を受注したことを発表した。
本事業では既存の焼却施設を解体した跡地において、これまで分散していた焼却施設・リサイクル施設・し尿処理施設を1棟に集約して整備し、2031年4月より20年間の運営を行う。新しい施設では高温高圧ボイラなどの最新技術を導入し、ごみ発電において国内最高水準となる発電効率を実現することで、ごみ焼却時のCO2排出量を大幅に削減する。なお、新施設の管理エリアはごみ処理施設として国内で初めてとなるZEB認証を取得予定である。
事業名は第1工場跡地整備・運営事業、契約金額は725億円(税抜)。設計・解体撤去工事(既存し尿処理施設を除く)・建設期間は2024年6月~2031年3月(6年9か月)、解体撤去工事(既存し尿処理施設)期間は2031年4月~2032年3月(1年間)、運営期間は2031年4月~2051年3月(20年間)。
《SI》
提供:フィスコ