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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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5036 日本ビジネスシステムズ

東証S
960円
前日比
0
0.00%
PTS
959.1円
10:21 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.8 1.93 3.65 34.83
時価総額 464億円
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日本ビジネスシステムズ:創業34年目のクラウド環境構築支援企業


日本ビジネスシステムズ<5036>は、マイクロソフト製品を中心とした、DX計画策定からクラウドによる効果創出までの一貫したITサービスの提供を行う。

同社は「Microsoft Azure」の最上位パートナープログラムであるAzure Expert MSP認定を取得している。同社の事業は、IT領域においてDX計画策定からクラウドによる効果の創出まで一貫してサービスを提供するモデル。計画策定からクラウド基盤設計・構築を行う「クラウドインテグレーション事業(CI)」、クラウド利活用のための運用支援を行う「クラウドサービス事業(CS)」、クラウドの運用及び利活用に必要なライセンスや関連製品を取り扱う「ライセンス&プロダクツ事業(L&P)」によって構成されている。CS事業における継続契約型の保守運用売上と、L&P事業におけるクラウドライセンス売上は、ストック収益型のビジネスモデルとなっている。

24年9月期上期累計の売上高は53,937百万円(前年同期比15.7%増)、営業利益は2,507百万円(同13.4%増)で着地した。ID数の拡大に加えて、顧客のクラウド活用の高まりが追い風となりCI・CS事業の案件が増加、3つのセグメント全てが増収となった。通期の売上高は126,800百万円(前期比12.4%増)、営業利益は5,100百万円(同21.6%増)を見込んでいる。売上および営業利益は増収増益見通しだが、子会社のネクストスケープの計画見直しに伴う特別損失を計上している。

同社は人材採用と育成に強みを持ち、安定した採用力と整備された人材育成プログラムにより、国内有数のマイクロソフトクラウド関連資格取得者をはじめとしたさまざまなクラウド技術の資格保有者が在籍しており、最新のクラウド技術の習得に努めている。国内では本格的なクラウドDXへのシフトと生成AIによる顧客ニーズの急速な変化を受けて、市場環境は追い風が続いている。エンジニアの高稼働が続いている状態で、来期以降も2桁成長が続いていく可能性がある。そのほか、同社は配当も実施して配当利回りは2.3%を超えており、業績の拡大ともに株主還元の動向にも注目しておきたい。

《NH》

 提供:フィスコ

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