信用
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5138 Rebase

東証G
1,337円
前日比
+56
+4.37%
PTS
1,324.4円
12:52 11/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
24.3 5.58
時価総額 61.8億円
比較される銘柄
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Rebase:レンタルスペース予約プラットフォーム「インスタベース」を展開


Rebase<5138>は、レンタルスペース予約プラットフォーム「インスタベース」等のサービスの提供行う。

インスタベースは、日本最大級のレンタルスペースのマッチングプラットフォームで、時間単位や1日単位でフレキシブルに使えるレンタルスペースが全国で予約可能となっている。掲載スペース数は2024年6月時点で36,000件を超えている。初期登録料や月額掲載料などはなく、収益はインスタベース上で成立した予約に対する手数料のみで「完全成果報酬モデル」のビジネスモデルを展開している。2023年4月から2024年3月の予約件数において、利用用途別比率はビジネスが34%、趣味・遊び・パーティーが20%、レッスン・講座が13%、勉強・読書11%、スポーツ・フィットネス10%と幅広い利用用途で予約数を最大化している。全体平均リピート率69%。

2024年3月期の売上高は前年同期比28.4%増の1,490百万円、営業利益は同31.2%増の335百万円で着地した。利用総額が49.5億円、利用数は108.6万件と過去最高を更新し、平均単価も4,600円と着実に前期比増を継続し業績は大きく伸長した。25年3月期の売上高は前期比21.2%増の1,806百万円、営業利益は同13.6%増の380百万円が見込まれている。新たな利用用途やスペースカテゴリの拡充により新規ユーザーを獲得しつつ、法人利用の獲得により単価を底上げするほか、リピート利用を促進させて利用総額は60億円を超える計画。

同社は、特定の利用用途に偏らずに幅広い利用用途としてポートフォリオを広げてきたことで、コロナ禍においても予約数を増加することができ、さらには、データドリブンな集客でリピート率の高い用途での予約数を大きく増やすことができている。また、2022年3月には旅行業に登録し、大手チェーンホテルをはじめとした宿泊施設の客室を時間貸しとしても数多く掲載しており、テレワーク定着等の環境変化に迅速に対応している。今後は、インスタベースの底堅い成長に加えて、新規事業の創出に期待したい。既に新サービスとして「TOIRO」も展開が始まっている。イベントを主催する人にとってイベントの日程調整や出欠管理などができるサービスで、便利な機能を順次開発し実装していく予定。インスタベースとの相乗効果も期待でき、中長期的にどのように売上寄与してくるか注目しておきたい。

《NH》

 提供:フィスコ

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