日立造は続落、船舶用エンジンで不適切行為が判明
日立造船<7004>が続落している。同社は5日取引終了後、グループの日立造船マリンエンジンとアイメックスが手掛ける船舶用エンジンについて、陸上運転記録に不適切な書き換えが行われていたことが判明したと発表。これがネガティブ視されているようだ。
日立マリンエンジン(1999年11月以降)、アイメックス(同年9月以降)のNOx(窒素酸化物)放出量規制適用エンジンかつ陸上公試運転を完了したものを対象に調査した結果、データ書き換え台数は計1364台。関係者へのヒアリングでは、陸上公試運転時に、燃料消費率を顧客の仕様に基づく許容値内におさめるためや、データのばらつきを抑えるために書き換えしていたことが確認されており、NOx放出量の算出にも影響を及ぼしている可能性があるという。なお、業績への影響は現在精査中で、影響が見込まれる場合は速やかに公表するとしている。
出所:MINKABU PRESS
日立マリンエンジン(1999年11月以降)、アイメックス(同年9月以降)のNOx(窒素酸化物)放出量規制適用エンジンかつ陸上公試運転を完了したものを対象に調査した結果、データ書き換え台数は計1364台。関係者へのヒアリングでは、陸上公試運転時に、燃料消費率を顧客の仕様に基づく許容値内におさめるためや、データのばらつきを抑えるために書き換えしていたことが確認されており、NOx放出量の算出にも影響を及ぼしている可能性があるという。なお、業績への影響は現在精査中で、影響が見込まれる場合は速やかに公表するとしている。
出所:MINKABU PRESS