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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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7931 未来工業

東証P
3,795円
前日比
+15
+0.40%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.4 1.20 3.43 5.55
時価総額 972億円
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今週の「妙味株」一本釣り! ─ 未来工業


●未来工業 <7931>  【目標株価】5500円(5日終値3855円)

「データセンター向け部材需要拡大に期待」

 未来工業 <7931> [東証P]はデータセンター向けの電材管材需要が拡大するとのシナリオを踏まえれば、仕込み場ととらえることが十分可能だ。同社は配線器具など数多くの製品を持ち、顧客の需要をとらえた独創的な商品開発力で強みを持つ。前期の過去最高益から一転、25年3月期の経常利益は前期比16.7%減の62億2700万円を計画。原材料コスト高が利益を圧迫する要因となる見込みで、年間配当予想は同20円減配の130円に設定した。

 ただし同社は配当性向50%を目安として配当を実施する方針を掲げており、中期経営計画の説明資料のなかでは27年3月期まで年間配当を130円とする構えを示している。配当利回りは足もとで3.3%台とまずまずの水準だ。米巨大IT企業が日本国内でデータセンター関連の投資を加速させるなかで事業環境そのものは堅調に推移すると想定できるほか、上司からの命令を禁止し社員の自発的な業務姿勢を促すなど、ユニークな社風にもとづいた生産性の高さには定評がある。高シェア商品を中心に原材料高を再度、製品価格に転嫁できれば、業績の上振れに寄与しそうだ。

 株価は2月の高値5570円から水準を切り下げた後、5月以降は4000円を挟んだレンジ相場が続いている。25日移動平均線と75日移動平均線のゴールデンクロスが視野に入っており、中期的かつ持続的な株高トレンドへの転換に期待が膨らむ。

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