三菱商が反発、国内有力証券は目標株価3850円に引き上げ
三菱商事<8058>が反発。岩井コスモ証券は3日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を3000円から3850円に引き上げた。24年3月期連結純利益は前の期比18.4%減の9640億3400万円だった。資源価格下落が影響した「金属資源」や「複合都市開発」の減益などが響いた。25年3月期同利益は9500億円(前期比1.5%減)を計画。子会社から持分法適用会社に移行したローソンの再評価益や食品の回復などでほぼ前期並みの利益となる見通しで、同証券では9800億円への上振れを予想している。同社は資産入れ替えを伴った「循環型成長モデル」を定着させ、稼ぐ力を着実に高めており、同証券では次の成長ステージに期待している。
出所:MINKABU PRESS
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