芝浦機は3日ぶり反発、今上期最終利益の大幅増額で通期上振れも期待
芝浦機械<6104>が3日ぶり反発、朝方カイ気配で始まり寄り付き直後に160円高の3805円まで駆け上がった。成形機を主力とする工作機械メーカーで自動車やスマートフォン向けなどで需要を獲得している。24日取引終了後に25年3月期上期(24年4~9月)の最終利益予想の修正を発表、従来見通しの42億円から69億円(前年同期比52%減)に大幅増額しており、これを材料視する買いを呼び込んだ。固定資産売却に伴う特別利益計上が寄与する。前年同期実績を依然として5割下回る水準ながら、今回の中間期増額修正に伴い通期見通しの上振れも意識され、現状で10倍を下回るPERは一段の低下も視野に入ることで、上値を見込んだ買いを引き寄せている。
出所:MINKABU PRESS
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