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本日の注目個別銘柄:ノバレーゼ、カドカワ、エンビプロHD


<4221> 大倉工 2849 +74
大幅反発。102万9700株の売出、並びに、15万4400株を上限としたオーバーアロットメントによる売出の実施を発表。大株主の金融機関複数社が売出人となる。売出価格は7月1日から4日までの間に決定。一方、需給への影響を緩和する観点から、発行済み株式数の9.92%に当たる120万株、25億円を上限とする自己株式の取得実施も発表。他暗記的な需給悪化は警戒されるが、1株当たりの価値向上をプラス視へ。

<9160> ノバレーゼ 321 +25
大幅反発。筆頭株主のポラリス第三号投資事業有限責任組合、第2位株主のTIARA CG PRIVATE EQUITY FUND 2013,L.P.が、保有株式の一部をティーケーピーに相対取引で譲渡すると発表。関連し、同社とティーケーピーの間で資本業務提携契約を締結、ティーケーピーは33.00%を保有する筆頭株主に。物件情報の連携、建物・空間の再生事業における協業など、シナジー効果期待が先行。

<3391> ツルハHD 9289 +249
大幅反発。先週末に24年5月期の決算を発表、営業利益は492億円で前期比8.0%増となり、市場予想を小幅に上振れている。一方、25年5月期は535億円で同8.7%増の見通し。コンセンサスを20億円程度上振れる水準となっており、ポジティブな反応が先行する形のようだ。既存店売上の堅調推移や粗利益率の上昇を想定している。なお、ウエルシアとの統合に関する追加情報などはなかったもよう。

<7860> エイベックス 1256 +54
大幅反発。先週末に25年3月期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の20億円、前期比58.1%増を据え置いているが、純利益は33億円から45億円、同4.6倍の水準に上方修正。子会社であるTHINKRが第三者割当増資を行うことにより、第三者割当増資に伴う持分変動利益等19億円を特別利益に計上するもようだ。株価が安値圏にあったことから、見直しの動きへとつながる展開に。

<2317> システナ 316 +18
大幅続伸。先週末に発表した5月の月次動向が買い材料に。単月売上高は前年同月比11.4%増、営業利益は同46.0%増となっている。前月はそれぞれ、同6.0%増、33.5%増であった。次世代モビリティ事業が大幅増収増益となり、ソリューションデザイン事業も大幅増益となっている。累計営業利益は前年同期比40%増、通期の会社計画である12.5%減-8.1%増のレンジは上回る推移と捉えられているようだ。

<9468> カドカワ 2747.5 -239.5
大幅反落。一部メディアによる有料会員向けの報道で、同社グループへのランサムウェアを含むサイバー攻撃に関し、犯人と名乗る人物のメッセージを掲載しているもよう。身代金の要求があったなどとされているもようで、あらためてネガティブ視される形になっているようだ。なお、会社側では、今後の社会全体へのサイバー攻撃を助長させかねない報道として、同メディアに強く抗議としている。

<5698> エンビプロHD 483 -41
大幅続落。先週末に業績・配当予想の下方修正を発表している。子会社のNEWSCONについて、過少申告加算税・延滞税などの特別損失857百万円を計上するとして、24年6月期純利益は従来予想の12.1億円から3億円に下方修正している。売上・経常利益などは従来予想を据え置き。純利益の下振れに伴い、年間配当金も従来計画の14円から3円、前期比11円減に下方修正。

<9416> ビジョン 1218 +76
大幅続伸。先週末に業績予想の上方修正を発表。上半期営業利益は従来予想の22.6億円から27.1億円に、通期では52.5億円から57.1億円にそれぞれ引き上げた。売上総利益率の改善が進んでいるもようだ。ただ、日本人の海外旅行需要の回復に遅れとして、下期計画は実質据え置きの形にはなっている。今期初配となるが、年間配当金も従来計画の25円から27円に引き上げた。

<3738> ティーガイア 2365 +400
ストップ高比例配分。明確な買い材料は表面化していないものの、再編思惑の高まりなどが背景とはなっているようだ。先週末には同社筆頭株主の住友商事が株主総会を開催しており、CFOでは他商社と比べ株価が劣後していることに「問題意識を強く持っている」などとも述べている。また、未確認ではあるが、一部の海外メディアで、住友商事が保有株の売却を交渉中と伝わっているとの観測もあるもよう。

<4369> トリケミカル 4420 +290
大幅反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に、目標株価も4600円から5700円に引き上げた。25年1月期第2四半期以降の業績拡大確度が高まったと。また、第1四半期決算後に株価が下落したことで投資対象として魅力が高まったと分析。25年1月期営業利益は34億円から36.4億円に、26年1月期は50.6億円から56億円にそれぞれ上方修正。

《ST》

 提供:フィスコ

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