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0019 東証 中型株

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話題株ピックアップ【昼刊】:ビジョン、システナ、トリケミカル

■ビジョン <9416>  1,233円  +91 円 (+8.0%)  11:30現在  東証プライム 上昇率3位
 ビジョン<9416>が3連騰している。前週末21日の取引終了後、24年12月期連結業績予想について、営業利益を52億5400万円から57億700万円(前期比33.3%増)へ、最終利益を35億円から37億9700万円(同25.5%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間11円・期末14円の年25円から中間13円・期末14円の年27円へ引き上げたことが好感されている。売上高は従来予想の361億4500万円(同13.6%増)を据え置いたものの、上期において売上総利益率が改善しており、これを織り込んだという。

■システナ <2317>  315円  +17 円 (+5.7%)  11:30現在  東証プライム 上昇率6位
 システナ<2317>が大幅高で3連騰。前週末21日の取引終了後に5月度の月次概況(速報)を開示した。売上高は前年同月比11.4%増の68億3200万円、営業利益は同46.0%増の9億7000万円と堅調に推移しており、評価されたようだ。ソリューションデザインを除く各事業で増収となり、ビジネスソリューションやフレームワークデザイン、次世代モビリティ、DX&ストック型ビジネス事業などが大きく伸びた。

■トリケミカル研究所 <4369>  4,365円  +235 円 (+5.7%)  11:30現在  東証プライム 上昇率7位
 トリケミカル研究所<4369>がマドを開けて大幅高、5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを目前に、それより一足早く中期の上値抵抗ラインであった75日線をきれいに上抜いた。同社は先端半導体の製造に必要な高純度化学薬品の多品種少量生産で圧倒的な競争力を誇る。特に絶縁膜材料での実績が高いほか、シリコン酸化物よりも高い誘電率を特長とする「High―K」がAI用半導体のHBM(広帯域幅メモリー)向けで拡大余地が大きいとみられている。海外売上高比率が7割近くを占めるが、市場では「最先端半導体量産を目指す日の丸半導体会社ラピダス関連の案件獲得が中期的に期待できる」(中堅証券ストラテジスト)として注目度が高い。「直近では前週末21日付でモルガン・スタンレーMUFG証券が同社の第2四半期以降の業績回復の確度が高まったとして、レーティングをオーバーウェートに引き上げ、目標株価を5700円に上方修正したことで投資家の視線が集まったようだ」(同)としている。

■エイベックス <7860>  1,253円  +51 円 (+4.2%)  11:30現在
 エイベックス<7860>が3日ぶりに反発している。前週末21日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、最終利益を33億円から45億円(前期比4.6倍)へ上方修正したことが好感されている。子会社THINKRが実施する第三者割当増資と自社株取得に伴い、子会社エイベックス・ミュージック・クリエイティヴが保有するTHINKR全株式を譲渡することから、第三者割当増資に伴う持ち分変動利益19億円を特別利益として計上することなどが要因としている。

■ミスミグループ本社 <9962>  2,809.5円  +102.5 円 (+3.8%)  11:30現在
 ミスミグループ本社<9962>が大幅続伸している。前週末21日の取引終了後に発表した5月度の売上高実績が前年同月比11.7%増と2ケタ増となり、2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。ミスミブランド以外の他社商品も含めた生産設備関連部品やMRO(消耗品)など間接材を販売するVONA事業が同5.8%増となったほか、FAなどの自動機の標準部品を扱うFA事業が同20.8%増、自動車や電子・電気機器などの金型部品を扱う金型部品事業が同10.4%増となり、3事業そろって売り上げを伸ばした。

■大倉工業 <4221>  2,867円  +92 円 (+3.3%)  11:30現在
 大倉工業<4221>が反発している。前週末21日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表しており、好材料視されている。上限を120万株(発行済み株数の9.92%)、または25億円としており、取得期間は8月1日から来年6月20日まで。同時に、既存株主による102万9700株の売り出しと、オーバーアロットメントによる上限15万4400株の売り出しを行うと発表した。売出価格は7月1日から4日までのいずれかの日に決定される。今回の自社株買いは、この売り出しに伴う株式需給への影響を緩和する観点から実施するとしている。

■ツルハホールディングス <3391>  9,249円  +209 円 (+2.3%)  11:30現在
 ツルハホールディングス<3391>が高い。前週末21日の取引終了後、24年5月期の連結決算発表にあわせ、25年5月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比5.1%増の1兆800億円、経常利益は同7.9%増の532億円を計画する。経常利益は前期に続き過去最高益を見込むほか、年間配当予想は同43円増配の310円としており、ポジティブ視されたようだ。今期は出店を抑えながら、不採算店舗の積極的閉店などにより利益率の改善に取り組むとともに、調剤売上比率の引き上げを図る方針。イオン<8267>及びウエルシアホールディングス<3141>との経営統合に向けた協議も進め、シナジーの拡大を目指すとしている。24年5月期の売上高は前の期比5.9%増の1兆274億6200万円、経常利益は同7.9%増の493億400万円だった。

■トヨタ自動車 <7203>  3,145円  +71 円 (+2.3%)  11:30現在
 トヨタ自動車<7203>が頑強な値動き。足もと外国為替市場で一段と円安が進んでおり、これが輸出セクターには追い風となっている。特に製造業の中でも為替感応度で群を抜く同社株にとって輸出採算改善の思惑から買いを誘っている。21日にはトラックの駆動系部品を生産する米南部テキサス州サンアントニオ工場に5億3100万ドルを追加投資することを発表、これも株価の刺激材料となっているもようだ。一方、同社は認証不正問題に対するネガティブな思惑が一部実需筋の売りを誘発している面もあり、上値も重い状態となっている。

■エン・ジャパン <4849>  2,555円  +43 円 (+1.7%)  11:30現在
 エン・ジャパン<4849>は5日ぶりに反発した。前週末21日の取引終了後、タイミー<215A>の東証グロース市場への新規上場に関し、エンジャパンは売り出し人の1社として参加し保有するタイミーの全株式を売却することになったと発表した。特別利益の計上が見込まれているといい、好感されたようだ。エンジャパンによる売り出し株式数は386万7000株(議決権保有割合3.53%)。想定仮条件は1230円~1430円。エンジャパンは業績への影響額は判明次第、速やかに開示するとしている。タイミーはスキマバイトサービス「タイミー」の運営などを手掛ける。

■クオリプス <4894>  6,020円  -1,500 円 (-19.9%) ストップ安売り気配   11:30現在
 クオリプス<4894>がストップ安ウリ気配。前週末21日の取引終了後、開発中の虚血性心筋症に対するiPS細胞由来心筋細胞シートについて、「早くて2024年6月、遅くとも年内」としていた承認申請時期を「年内」に変更すると発表した。申請資料のデータの一部更新や追加資料の作成などの業務を行うため。承認申請への高い期待がいったん後退したようだ。

■西松屋チェーン <7545>  2,208円  -14 円 (-0.6%)  11:30現在
 西松屋チェーン<7545>が続落している。前週末21日の取引終了後に発表した6月度(5月21日~6月20日)の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比0.8%減と3カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気されている。客数が同2.4%減となったことが響いた。ただ、期間の後半には気温が上昇し夏物衣料が伸長したほか、育児・服飾雑貨も好調に推移した。なお、全店売上高は同1.8%増だった。

■アズパートナーズ <160A>  2,463円  +229 円 (+10.3%)  11:30現在
 アズパートナーズ<160A>が4日続伸。前週末21日の取引終了後、新たな事業として介護DXサポート事業の本格的な展開を始めると発表した。高齢者ホームのデジタル化を全面的にサポートし、IoT・ICT機器の導入をはじめ、効率的な人員配置やサービスの質の向上、収益の改善を目指す。これが買い材料視されている。

■ジーネクスト <4179>  308円  +25 円 (+8.8%)  11:30現在
 ジーネクスト<4179>が5日ぶり反発。前週末21日の取引終了後、これまで非開示としていた25年3月期単独業績予想について売上高を6億1000万~6億7000万円(前期6億1000万円)、営業損益を1億4000万円の赤字~1億円の赤字(同1億4800万円の赤字)とした。前期から営業赤字が縮小する見通しを示したことが好感されている。案件獲得の見通しや今後の費用計上の精査に進捗があったことから、売上高と営業損益をレンジ方式で開示した。あわせて、企業ガバナンスに関するコンサルティングなどを手掛ける舞花(東京都港区)と資本提携することを明らかにした。

■ノバレーゼ <9160>  319円  +23 円 (+7.8%)  11:30現在
 ノバレーゼ<9160>が急反発している。ティーケーピー<3479>が前週末21日の取引終了後、資本・業務提携により同社を持ち分法適用会社化すると発表しており、これを好感した買いが流入している。6月24日付で既存株主から825万株を31億3500万円(1株380円)で取得する。これによりTKPはノバレーゼ発行済み株数の33.00%を保有することになり、ノバレーゼはTKPの持ち分法適用会社となる。今回の提携により、出店ペースの加速を目的とした物件情報の連携や地域創生事業並びに建物及び空間の再生事業における協業、ノバレーゼの保有する施設の平日稼働の促進などのシナジーを期待しているという。なお、同件が24年12月期業績に与える影響は精査中としている。

■レントラックス <6045>  464円  +33 円 (+7.7%)  11:30現在
 レントラックス<6045>が切り返し急。前週末21日の取引終了後、5月度の月次実績を発表した。売上高は前年同月比33.3%増の3億4400万円となり、好感されたようだ。同社は成果報酬型広告サービスや中古建設機械の海外販売などを展開する。取扱高は同3.6%増の24億4400万円。レントラックスに登録した広告掲載媒体の運営者数は前月比1346人増加の5万7625人となった。

●ストップ高銘柄
 AHCグループ <7083>  3,730円  +700 円 (+23.1%) ストップ高   11:30現在
 ティーガイア <3738>  2,365円  +400 円 (+20.4%) ストップ高買い気配   11:30現在
 クリングルファーマ <4884>  946円  +150 円 (+18.8%) ストップ高   11:30現在
 情報戦略テクノロジー <155A>  718円  +100 円 (+16.2%) ストップ高買い気配   11:30現在
 PostPrime <198A>  730円  +100 円 (+15.9%) ストップ高   11:30現在
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 クオリプス <4894>  6,020円  -1,500 円 (-19.9%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、1銘柄

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