JIG-SAW---米国法人がスマートホーム管理の課題を解決する新技術を米国で発表
JIG-SAW<3914>は、19日、同社の米国法人JIG-SAW US, INC.(カリフォルニア州、以下 JIG-SAW US)が、集合住宅や商業ビルの各種接続・運用管理の課題を解決する最新技術を公開すると発表した。
JIG-SAWのIoT管理システムを活用した本新技術は、6月24日~27日に米国ワシントンDCで開催される、コネクティビティ・スタンダード・アライアンス(以下CSA)のメンバーミーティングで発表・展示される予定である。
本新技術は、既存のインフラとシームレスに統合するように設計されており、これまでのビルディングオートメーション技術とホームオートメーション規格の最前線であるMatterとのギャップを埋めるものである。JIG-SAW IoTは、複数の住宅や商業ビルを管理運営する際の重要な課題であった、多種多様なデバイスを一元的に管理・運用する際の煩雑さと互換性の問題を、以下の方法で解決する。
● インストールとセットアッププロセスの合理化
● デバイス管理用インターフェースの提供
● デバイスのリモート更新
● アラート設定とトラブルシューティングの簡素化
● JIG-SAW IoT-OPSによる24時間365日の運用サポート
JIG-SAW US の CEO Tomo Oeは、以下のとおり、述べている。
「JIG-SAWがこれまで培ってきたIoTデバイス管理技術がMatter規格を活用してスマートホームを効率的に管理運用する鍵となります。今回発表する新技術により、スマートホームデバイス導入及び普及の課題となっていた汎用化と合理化を解決し、スマートホーム管理がスケーラブルに行えることを実証してまいります。」
本新技術は、スマートホーム管理業者のこれまでの業務を変革するだけでなく、入居者の生活・職場環境をも大幅に向上させるとしている。
JIG-SAW USは、2023年11月にCSAに参加して以来、積極的に会議に参加し、IoTを実現する普遍的なオープンスタンダードの設計と普及に貢献しており、Amazon、Apple、Google、SAMSUNG、LG、STMicroelectronics、NXP、Verizon、Schneider Electric及びSIEMENSその他のIoTリーダーとともに、Matter、Zigbeeその他のIoT標準の開発に取り組んでいる。
《SI》
提供:フィスコ