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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、日本の為替介入への警戒感で


14日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米インフレ上昇圧力は弱まり、ドル買いは縮小の見通し。一方、日銀は現行の金融政策維持により円売りに振れやすいものの、158円以上は為替介入が警戒され、円売りは縮小しそうだ。

前日発表された米国の生産者物価指数(PPI)は予想外に弱く、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め政策長期化への期待は後退。一方、欧州株式市場の軟調地合いでユーロ・ドルは1.0810ドル台から1.0730ドル付近に弱含み、ドル・円は156円50銭台から持ち直した後は157円20銭台で戻りは抑制された。本日アジア市場は日銀の政策内容が想定内だったため円売りが強まり、ドル・円は一時158円台に上向いた。

この後の海外市場は主要中銀の政策方針がテーマ。FRBの利下げは年内1回にとどまる見通しだが、今週発表された米インフレ指標は予想を下回り、金利高・ドル高はいったん後退。欧州中銀(ECB)の利下げペースは緩慢とみられ、ユーロ買いもドルの上値を抑える。一方、日銀は決定会合で国債買入れ減額を決定したが、想定内の政策で円売りに振れやすい。ただ、日銀会合後の為替介入が想起され、円売りを抑制しそうだ。


【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・4月貿易収支(3月:+241億ユーロ)
・21:30 米・5月輸入物価指数(前月比予想:-0.1%、4月:+0.9%)
・23:00 米・6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(予想:72.0、5月:69.1)
・02:30 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁講演
・03:00 グールズビー米シカゴ連銀総裁座談会参加

《NH》

 提供:フィスコ

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