LisB:「direct」は建設業のビジネスチャットとしてデファクトスタンダードになりつつある
LisB<145A>は、「現場」を持つ企業向けにビジネスチャット「direct」を中心とした現場DXサービスの開発・提供を行う。現場とは、建設業、流通小売業、インフラ業、運輸・交通業等の業界における現場のことを指す。
「direct」は特に建設業において利用が広まっている。「ゲストモード」という特許取得済みの機能を有し、ユーザーはこの機能を用いることで、協力会社などの社外メンバーを「ゲスト」として「direct」に招待できる。このことから建設業界におけるビジネスチャットとしてデファクトスタンダードのポジションを得つつある。
-directのユーザー数は20万アカウント以上であり、そのうち建設業従事者のIDは6割以上である。国内の建設業従事者は400万人程度いるとされ、普及余地は大きい。業績については24年度売上高は30%を超える増収予想となっている。今後数年は同水準のトップレベルの成長が見込まれ、営業利益率も現在の10%弱の水準から20%に向けて高まることが期待される。
《NH》
提供:フィスコ