レーザーテク、東エレクなど高安まちまち、米半導体株軟調で気迷いムード続く
レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連の主力どころが売り買い交錯のなか高安まちまちの展開となっている。前週末の米国株市場では5月の米雇用統計が予想から上振れ米長期金利が上昇し主要株価3指数が揃って下落したほか、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も小幅ながら軟調に推移した。東京市場ではここ最近半導体関連株の動きが冴えず、前週末はヘッジファンドの空売りのターゲットとなっていたレーザーテクは買い戻され9営業日ぶりに反発したものの、その他の主力株は売りに押されるものが目立つ状況だった。きょうも、値ごろ感からの押し目買いは観測されるものの、目先筋のポジション調整の売りが上値を重くしている。
出所:MINKABU PRESS
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