三菱UFJが軟調、「顧客情報の無断共有で監視委が処分勧告へ」と伝わる
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が軟調。日本経済新聞電子版が7日未明、「証券取引等監視委員会は三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)傘下の銀行と証券2社を行政処分するよう金融庁に勧告する検討に入った」と報じた。この日の銀行株は総じて堅調に推移しているが、三菱UFJは報道が嫌気されて逆行安を演じている。日経電子版によると、勧告の対象は三菱UFJ銀行と三菱UFJモルガン・スタンレー証券、モルガン・スタンレーMUFG証券の3社。顧客企業の事業統合に関する非公開情報について同意を得ずに銀行と証券会社で共有し、銀行がグループ証券との取引を条件に貸出金利の優遇をほのめかすなどの法令違反行為が複数みつかったとしている。
出所:MINKABU PRESS
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