さくらネットは続伸、公募増資による資金調達を評価する流れ続く
さくらインターネット<3778>は続伸している。5日の取引終了後、新たに427万株を発行し、手取り概算で約188億5950万円を調達すると発表した。発行済み株式総数は約11%増加する見通し。翌6日の同社株は株式の需給悪化と1株利益の希薄化を懸念した売りをこなし、プラス圏で取引を終えた。国策として進む政府クラウドの構築事業者であるさくらネットに対しては、資金調達を通じた事業拡大戦略を評価した投資家の資金流入が続いているようだ。今回の調達資金は石狩データセンター(北海道石狩市)において、GPUサーバーやデータセンター設備新設のための設備投資に充てる予定。発行価格は19日から21日までのいずれかの日に決める。
出所:MINKABU PRESS
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