アドテスト売り買い交錯でディスコは軟調、NYダウ大幅高もエヌビディアが上昇一服局面に
アドバンテスト<6857>は売り買い交錯、前日終値近辺でやや弱含みに推移している。前週末の米国株市場ではNYダウは約1年ぶりとなる570ドルを超える上昇をみせたが、画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>は小幅ながら続落し、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3日続落と下値模索の動きにある。国内ではソニーグループ<6758>子会社のソニーセミコンダクタソリューションズが前週末に27年3月期までの3カ年で設備投資計画を公表したが、22~24年3月期実績からは3割程度減額となる水準だったことも、半導体製造装置関連には向かい風として意識されやすい。一方、アドテスト同様にエヌビディアと株価連動性が高いとされるディスコ<6146>なども売りに押されている。
出所:MINKABU PRESS
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