貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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9503 関西電力

東証P
1,850.0円
前日比
0.0
0.00%
PTS
1,859.6円
23:57 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
6.3 0.66 3.24 0.89
時価総額 17,367億円
比較される銘柄
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Jパワー

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<動意株・27日>(大引け)=関西電、エーアイなど

 関西電力<9503>=物色人気加速で16年ぶり高値圏快走。25年3月期は最終利益段階で前期比41%減益見通しと大きく落ち込むものの、「期ずれ」の影響による前期上乗せ分の反動によるもので株価的には織り込みが進み、一方で今期は保有する原発7基の安定稼働が見込まれることが同社最大の強みとなっている。同社は前週21日に、定期検査中だった高浜原発4号機が本格運転を再開したことを発表している。同社株をはじめ電力株は、半導体工場やデータセンターの国内増設に伴う電力需要の増大化を背景に、収益機会の高まりが意識されており上値指向の銘柄が目立つ。

 エーアイ<4388>=続急騰で年初来高値をにらむ。24日のストップ高に続き、この日も一時ストップ高に買われている。23日に発表した、生成AIと連携して高速に発話開始を可能にする音声合成ソリューション「入力ストリーミング音声合成API」の開発を好感した買いが引き続き入っているほか、24日にはVチューバー「華鏡よさり」のボイスを基に制作した音声作成ソフト「A.I.VOICE カキョウヨサリ」「A.I.VOICE2 カキョウヨサリ」を7月12日に発売すると発表したことが好感されている。

 日本電子材料<6855>=急反発。10%を超える上昇で5日移動平均線を上に抜けてきた。今月20日に4065円をつけ上場来高値を更新した後、調整色を強めたが、目先値ごろ感から買い直されている。プローブカードが売り上げの99%を占める専業メーカーで、海外展開にも積極的。台湾のTSMC<TSM>向け需要を念頭に置き、熊本県のプローブカード製造ラインを増強しロングタームで生産能力3倍化に取り組んでいる。25年3月期営業利益は前期比2.8倍の24億円を見込むなど業績変化率も際立つ。

 大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>=見直し買いに9日ぶり急反発。同社は前週末24日に決算説明会を開催し、資料をホームページで公開した。このなかで欧米民間航空機向けのチタン展伸材需要は中長期的に拡大するとの見方を示しつつ、スポンジチタンの需給ひっ迫懸念が強まっているとし、生産能力の拡充のための投資計画の具体化を加速すると表明。尼崎工場において新工場を建設し、生産能力を年間4万トンから5万トンに高める方針を示した。中期的に収益が拡大するとの期待を広げる格好となり、見直し買いを集めることとなったようだ。

 クオリプス<4894>=ストップ高。同社はiPS細胞由来の心筋細胞シートの開発を手掛ける大阪大学発のバイオベンチャーで昨年6月下旬に新規上場したニューフェイス。前週末24日取引終了後に、次世代再生医療モダリティの開発と実用化を可能とする細胞大量製造バリューチェーンコンソーシアムが発足したことを発表、21日に同コンソーシアムの参画企業による発足会が行われたことが伝えられており、これを手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけている。心筋シートについても、iPS細胞を活用した医薬品の実用化に向けた動きが現実味を帯びており同社の株価を刺激している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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