サクサホールディングス---子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)ならびに商号変更および定款の一部変更
サクサホールディングス<6675>は20日、子会社のサクサを吸収合併し、サクサホールディングスの経営体制を純粋持株会社から事業持株会社に再編し、今回の合併に伴い同社の商号を変更、商号変更を含む定款の一部変更を行うことを決定したと発表。
2021年5月31日に公表した「中期経営計画(2021-2023)」の最終年度である2023年度において、同中期経営計画で掲げた2025年度の目標「売上高400億円、営業利益25億円、ROE6.5%以上」を達成した。
しかし、同様に目標として掲げていた「事業ポートフォリオの変革」については、地政学的な問題、かつCOVID-19に伴う部品入手難に対する部品調達のレジリエンスの向上、 不適切な会計処理に関わる再発防止策(ガバナンス再構築)の実装などに注力してきたため、未達成となった。
2024年度は同社グループ設立20周年にあたる。現在、2024年度を初年度とする次期「中期経営計画(2025年3月期-2027年3月期)」を策定中だが、改めて「事業ポートフォリオの変革」を実現するためには、経営と事業が一体となった体制で推進することが必要と判断している。
同社グループのプロダクト事業を展開する中核会社であるサクサを吸収合併し、純粋持株会社体制を解消し成長戦略への経営資源投入を積極的に行い、「事業ポートフォリオの変革」を実現し企業価値向上を目指す。
サクサホールディングスを存続会社、サクサを消滅会社とする吸収合併方式とし、合併の効力発生日をもってサクサは解散する。
合併後、サクサの事業内容を承継するとともに、商号を「サクサ株式会社」に変更する予定。
《HH》
提供:フィスコ