株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

0020 東証 小型株

指数
4,514.07
前日比
-10.91
-0.24%
比較される銘柄
東証 大型株, 
東証 中型株, 
TOPIX
業績
単位
-株
PER PBR 利回り 信用倍率
時価総額

銘柄ニュース

戻る
 

話題株ピックアップ【夕刊】(1):住石HD、クレセゾン、リクルート

■住石ホールディングス <1514>  1,554円  +300 円 (+23.9%) ストップ高   本日終値
 住石ホールディングス<1514>が急騰。15日の取引終了後、麻生(福岡県飯塚市)との資本・業務提携の締結を発表した。現在、麻生は住石HDを持ち分法適用関連会社としており、議決権ベースでの所有割合は49.08%となっている。今後、麻生は市場内での取得により住石HDの議決権所有割合を50%超60%以下とし、連結子会社化を目指す。麻生による買い需要のインパクトを見込んだ資金が住石HDに流入している。住石HDの上場は維持する見通し。同社は資本・業務提携を通じ、石炭事業の成長や九州地区における事業の拡大などを目指す。

■クレディセゾン <8253>  3,206円  +337 円 (+11.8%)  本日終値  東証プライム 上昇率5位
 クレディセゾン<8253>が急反発。15日の取引終了後、取得上限2500万株(自己株式を除く発行済み株数の15.2%)、または500億円とする大規模な自社株買いを実施すると発表した。期間は5月16日から来年5月15日まで。あわせて発表した24年3月期連結決算は売上高が前の期比12.1%増の3616億400万円、純利益が同67.4%増の729億8700万円だった。新型コロナウイルス5類移行に伴う経済活動の回復や個人消費の持ち直しの動きが追い風に。スルガ銀行<8358>の持ち分法適用開始による負ののれん発生益も寄与した。25年3月期は増収・最終減益予想で、配当予想は前期比据え置きの105円を見込んだ。更に2026年度(27年3月期)を最終年度とする中期経営計画を発表。最終年度に連結ROEを9.5%以上、配当性向30%以上を目指す。国内事業の筋肉質化やインドを起点とした海外展開などを進めていく構え。

■エムアップ <3661>  1,169円  +121 円 (+11.6%)  本日終値  東証プライム 上昇率6位
 エムアップホールディングス<3661>が急反発した。15日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績・配当予想を開示した。今期の売上高は前期比7.7%増の200億円、最終利益は同21.5%増の18億円を計画する。前期に続き過去最高益を更新する見通しを示したことに加え、年間配当予想は同3円増配の16円50銭としており、評価されたようだ。ファンクラブ・ファンサイトの会員数の増加が収益を押し上げる見通し。ロイヤルティーやサーバー費用、人件費の増加などを見込みつつも増益を確保する。

■フォスター電機 <6794>  1,342円  +116 円 (+9.5%)  本日終値  東証プライム 上昇率9位
 フォスター電機<6794>が大幅高で3連騰。年初来高値を更新した。15日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比6.1%増の1300億円、最終利益は同27.3%増の30億円を見込む。年間配当予想は同15円増配の40円としており、これらを評価した買いが株価を押し上げたようだ。注力市場である自動車関連は堅調に推移すると予想。EV(電気自動車)市場は足もとの伸びが鈍化しているとしながらも、EVシフトの流れは今後も継続すると見込み、生産性・効率性の向上にも取り組む。想定為替レートは1ドル=145円、1ユーロ=155円とした。24年3月期の売上高は前の期比0.9%増の1224億4700万円、最終利益は同2.7倍の23億400万円となり、計画を上振れして着地した。

■リクルート <6098>  7,710円  +644 円 (+9.1%)  本日終値  東証プライム 上昇率10位
 リクルートホールディングス<6098>は3連騰。株価は前日まで新値圏で売り物をこなし頑強な値動きを示していたが、きょうは足もと利益確定の動きを完全に吸収し、年初来高値更新と気を吐いた。15日取引終了後に発表した24年3月期決算では最終利益が前の期比31%増の3536億5400万円と大幅な伸びを示し過去最高を更新した。国内の旅行予約サイトなどが脱コロナに伴う経済活性化の流れを受けて好調に推移し収益に貢献した。ただ、25年3月期については米景気減速などを織り込み、同利益は3150億~4000億円と幅をもたせたレンジ予想となっており、買い一巡後に上値が重くなる可能性も指摘される。

■セーフィー <4375>  681円  +53 円 (+8.4%)  本日終値
 セーフィー<4375>が大幅反発。15日の取引終了後に発表した24年12月期の連結決算は、売上高が前年同期比36.5%増の34億4600万円、最終損益は1億2600万円の赤字(前年同期は1億8500万円の赤字)となった。トップラインを大きく伸ばしつつ、赤字幅は前年同期とともに前四半期(23年10~12月)と比べても縮小しており、業績の底入れを期待した買いが入ったようだ。AIカメラ「Safie One」の導入が好調に推移したほか、複数の大型案件があり売上高の増加に寄与した。

■ミダックHD <6564>  1,536円  +112 円 (+7.9%)  本日終値
 15日に決算を発表。「今期経常は15%増で10期連続最高益、2円増配へ」が好感された。
 ミダックホールディングス <6564> [東証P] が5月15日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期の連結経常利益は前の期比25.4%増の33.7億円になり、25年3月期も前期比14.9%増の38.8億円に伸びを見込み、10期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。10期連続増収、増益になる。
  ⇒⇒ミダックHDの詳しい業績推移表を見る

■エスペック <6859>  3,140円  +217 円 (+7.4%)  本日終値
 エスペック<6859>が3日ぶりに急反発し、年初来高値を更新した。15日の取引終了後、24年3月期の連結決算とともに、25年3月期の業績予想を開示した。今期の最終利益は前期比4.6%増の52億円と、増益率は前期から鈍化しながらも過去最高益を連続で更新する見込み。また、前期の期末配当を5円増額したうえで、今期の年間配当は80円と、前期比5円の増配を予想しており、これらをポジティブ視した買いが優勢となったようだ。今期の売上高は前期比4.6%増の650億円を計画する。同時に、中期経営計画の目標値も上方修正した。26年3月期の売上高目標は100億円増額して650億円、営業利益目標は5億円増額して75億円(25年3月期見通しは70億円)とした。電気自動車(EV)やバッテリー関連の投資が想定以上に堅調に推移しているほか、円安の進行も寄与する。25年3月期は受注残高が積みあがった国内で生産能力の増強に乗り出すほか、商品ラインアップの拡充なども進める。

■ホットランド <3196>  2,217円  +136 円 (+6.5%)  本日終値
 ホットランド<3196>が大幅反発し、年初来高値を更新した。同社は15日取引終了後、24年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比66.7%増の11億500万円となり、通期計画の28億円に対する進捗率は39%超となった。売上高は同21.9%増の114億5900万円で着地。経済活動の正常化による人流の回復やインバウンド需要の増加が追い風となった。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

■テラプローブ <6627>  5,250円  +300 円 (+6.1%)  本日終値
 テラプローブ<6627>が3日ぶりに大幅反発した。同社は半導体のテスト工程の受託などを手掛ける。15日の取引終了後、4月度の連結売上高(速報)が前年同月比12.4%増の31億3900万円となったと発表した。伸び率は3月の8.1%から拡大しており、買いを誘う要因となったようだ。

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均