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4196 ネオマーケティング

東証S
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ネオマーケティング---2Q業績は減益で着地も会社計画で推移、通期業績は特別利益の計上により上方修正を発表


ネオマーケティング<4196>は14日、2024年9月期第2四半期(23年10月-24年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.5%減の12.08億円、営業利益が同36.7%減の1.38億円、経常利益が同37.0%減の1.38億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同37.9%減の0.86億円となった。重要施策である組織力強化・営業力強化のための人員増加など先行投資負担のため減益決算となったが、ほぼ会社計画通りと言えよう。

第2四半期は中期経営計画に沿った採用活動に注力した。組織力強化・営業力強化の取り組みとしては、リサーチャー、コミュニケーションプランニング等の専門人材やマーケティングコンサルタント職を中心に積極的な採用活動を実施し、中長期的な受注体制及びサービス提供体制拡充に向けた活動に注力した。並行して未来への種まきとなるサービス開発や、新たな取り組みも実施した。見込客リード獲得や集客力強化の取り組みとして、同社が蓄積してきたマーケティングの事例とノウハウを発信するwebメディア「マーケのカチスジ」を開設した。新サービスとしては、同社インクルーシブマーケティングラボにおける研究成果を基に、多様性への理解や社会課題解決を目的としたインクルーシブマーケティングの推進を支援・コンサルティングするサービスを企業向けに開始した。当期については、組織体制と営業体制の強化が重要施策としている。また人員の増加は計画通りに進捗していることから、今後の売上拡大に向けた基盤構築の準備が進んでいる状況としている。

2024年9月期通期については、同日、昨年11月14日に公表した連結業績予想の上方修正を発表した。連結子会社セールスサポート(本社:渋谷区)の売却益約1.67億円が売却益として特別利益に計上されるため、売上高が前期比9.9%増の25.00億円、営業利益が同35.8%減の2.00億円、経常利益が同36.2%減の2.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同41.1%増(前回予想比100.0%増)の2.80億円となる見込み。

《SI》

 提供:フィスコ

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