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東京株式(大引け)=29円高、米株高受け続伸も買い一巡後は失速

 15日の東京株式市場は買い優勢で始まり日経平均株価は一時400円以上水準を切り上げたが、その後は値を消す展開で結局小幅の上昇にとどまった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比29円67銭高の3万8385円73銭と続伸。プライム市場の売買高概算は21億4682万株、売買代金概算は5兆141億円。値上がり銘柄数は482、対して値下がり銘柄数は1140、変わらずは29銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝方は買いが先行し、日経平均は一時3万8800円台まで駆け上がったが、その後は失速する展開で下げに転じる場面もあった。前日の米国株市場ではハイテク株への買いが目立ち、ナスダック総合株価指数が史上最高値を更新、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も3日続伸と騰勢を強めており、東京市場でも外国為替市場での円安進行を横目に朝方は値がさハイテク株中心に買いを呼び込んだ。しかし、その後は上値の重い展開を余儀なくされた。日銀の金融政策正常化に向けた動きが警戒されているほか、日本時間今晩に発表予定の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとの思惑が買いを手控えさせた。値下がり銘柄数は1100を超え値上がり数を大きく上回った。TOPIXはわずかにマイナス圏で引けている。

 個別では、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が買われ、ソニーグループ<6758>も商いを膨らませ高い。三井住友フィナンシャルグループ<8316>、三菱重工業<7011>が堅調、ソシオネクスト<6526>も買いが優勢だった。HOYA<7741>も上昇した。アイロムグループ<2372>、山一電機<6941>、アトラエ<6194>、東洋エンジニアリング<6330>がストップ高人気に。恵和<4251>、三浦工業<6005>も値を飛ばした。三越伊勢丹ホールディングス<3099>が活況高。

 半面、三井E&S<7003>が売り込まれ、楽天グループ<4755>も安い。ニトリホールディングス<9843>は大幅安となった。荏原<6361>も大きく下値を探った。堀場製作所<6856>が急落、大王製紙<3880>、三井海洋開発<6269>の下げも目立つ。カシオ計算機<6952>、サンリオ<8136>などが大きく株価水準を切り下げ、熊谷組<1861>も下落した。

出所:MINKABU PRESS

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