システムズ・デザイン---24年3月期増収、期末配当金の更なる増配を発表
システムズ・デザイン<3766>は10日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比0.5%増の94.58億円、営業利益が同10.9%減の5.24億円、経常利益が同7.1%減の5.62億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.3%減の3.41億円となった。
システム開発事業の売上高は前年同期比0.7%減の51.71億円、営業利益は同6.9%減の3.70億円となった。前期業績を牽引した主要顧客のシステムリプレースに伴う周辺案件の獲得の他、ローコード開発ツールを活用した開発業務や子会社の業績も堅調であったため、売上、利益共に好調であった前年同期とほぼ同水準で推移した。
アウトソーシング事業の売上高は同2.0%増の42.86億円、営業利益は同19.3%減の1.53億円となった。子会社も含め、前期、営業利益を大きく押し上げた新型コロナウイルス関連の特需が収束したこともあり、売上は同水準を維持したものの、利益は減少した。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比5.7%増の100.00億円、営業利益は同21.3%減の4.12億円、経常利益は同24.9%減の4.22億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同29.3%減の2.41億円を見込んでいる。
また、2024年3月期の期末配当金について、2024年2月7日に普通配当として1株当たり前期比6.00円増配し、30.00円に予想を修正していたが、普通配当を更に10.00円増配し、1株当たり40.00円とすることを発表した。
《AS》
提供:フィスコ