システムズ・デザイン---資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応についてPBR改善に向けた方針を決議
システムズ・デザイン<3766>は10日、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について、同社の現状を評価および分析し、PBR(株価純資産倍率)改善に向けた方針を発表。
同社は、ROE(自己資本利益率)を着実に改善しているが、PBRは、1株当たり純資産の増加に対して株価の上昇が弱く、過去5年間では概ね0.6~0.7倍で推移している。同社は、中期経営計画目標として、2026年3月期に、売上高経常利益率5%以上、ROE8%以上の達成を目指していく。また、新たな財務指標としてDOE(純資産配当率)を採用し、2023年3月期実績2.0%の75%増となる3.5%以上を目標に加える。
同社は、成長事業の拡大及び新たな収益基盤の確立によるROEの改善、資本政策の見直しによるROEの改善、非財務戦略の推進によるPERの改善、IR活動の強化によるPERの改善を実行し、PBRの向上を目指す。
《AS》
提供:フィスコ