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4263 サスメド

東証G
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サスメド---3Q減収なるも、DTxプロダクト事業は不眠障害治療用アプリの保険適用と製品上市の準備を推進


サスメド<4263>は10日、2024年6月期第3四半期(23年7月-24年3月)決算を発表した。事業収益が前年同期比38.1%減の3.07億円、営業損失が2.27億円(前年同期は0.89億円の利益)、経常損失が2.19億円(同0.93億円の利益)、四半期純損失が2.18億円(同0.89億円の利益)となった。

DTxプロダクト事業の事業収益は2.00億円(前年同期は4.00億円)、セグメント利益は0.88億円(同3.08億円の利益)となった。治療用アプリ開発では、不眠障害治療用アプリにおいて、保険適用と製品の上市に向けた準備を進めている。その他のパイプラインについて、慢性腎臓病患者向けの腎臓リハビリアプリ、進行がん患者向けのアドバンス・ケア・プランニングを支援するアプリでは、探索的試験(第II相臨床試験に相当)の完了をもって次試験に向けた準備を進めており、また、遷延性悲嘆障害用アプリと妊産婦うつの診断用アプリでは論文が公開されている。加えて、ADHDの診断用アプリはAMED事業への採択が決まった。

DTxプラットフォーム事業の事業収益は1.07億円(前年同期は0.97億円)、セグメント損失は0.07億円(同0.56億円の利益)となった。汎用臨床試験システムの提供に関しては、アキュリスファーマ社での治験が進行している他、杏林製薬との共同開発において開始された耳鳴治療用アプリの特定臨床研究においても活用されている。機械学習自動分析システムの提供及びDTx開発の支援に関する活動については、継続利用に支えられ、収益は安定的に推移している。

2024年6月期通期について、事業収益が前期比34.7%減の3.46億円、営業損失が4.59億円、経常損失が4.52億円、当期純損失が4.57億円とする2月14日に公表した業績予想を据え置いている。

《HH》

 提供:フィスコ

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