AIAIグループ---2024年3月期第4四半期累計会計期間に特別利益及び特別損失を計上、業績予想を修正
AIAIグループ<6557>は30日、2024年3月期第4四半期累計会計期間(2023年4月-3月)にて、特別利益及び特別損失の計上を行うことと、2023年11月2日に公表した業績予想を修正することを発表。
同社は、特別利益として、子会社のCHaiLDに対する貸付金について、貸倒引当金繰入額3.35億円を個別決算に計上していたが、貸付金の一部の返済を受けたことにより、貸倒引当金戻入益0.2億円を個別決算に計上する。特別損失として、子会社のAIAI Child Careが保有する保育施設の固定資産の一部について、減損処理を実施し、減損損失2.18億円を連結決算に計上する。
2024年3月期通期連結業績予想は、認可保育施設の園児数が年度末にかけて想定より高く推移し、認可保育園の運営委託補助金等の年度末精算の影響等もあり、売上高は118.00億円(前回予想4.4%増)と上方修正となった。保育士の処遇改善等による売上原価の増加等もあったものの、売上高の増加により、営業利益は5.30億円(同51.4%増)、経常利益8.70億円(同24.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3.50億円(同75.0%増)と上方修正となった。
《SI》
提供:フィスコ