東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後はほぼ横ばい
30日の東京市場でドル・円は伸び悩み。早朝に156円06銭を付けた後は小高く推移し、仲値以降に157円00銭まで上値を伸ばした。ただ、前日の円急騰で日本の為替介入への警戒感が高まるなか、午後は様子見ムードが広がり156円80銭付近でもみ合った。
・ユーロ・円は167円21銭から168円03銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0722ドルから1.0690ドルまで値を下げた。
・日経平均株価:始値38,312.66円、高値38,608.17円、安値38,182.11円、終値38,405.66円(前日比470.90円高)
・17時時点:ドル円156円80-90銭、ユーロ・円167円70-80銭
【要人発言】
・岸田首相
「為替介入の有無を含めコメントは控える」
「解散総選挙はまったく考えていない」
・神田財務官
「介入の有無、私から申し上げることはない」
「輸入価格、為替の方が影響は大きい」
「過度な変動は国民生活に影響。しっかり対応していかないといけない」
【経済指標】
・日・3月有効求人倍率:1.28倍(予想:1.26倍、2月:1.26倍)
・日・3月失業率:2.6%(予想:2.5%、2月:2.6%)
・日・3月鉱工業生産:+3.8%(前月比予想:+3.5%、2月:-0.6%)
・中・4月製造業PMI:50.4(予想:50.3、3月:50.8)
・中・4月非製造業PMI:51.2(予想:52.2、3月:53.0)
・豪・3月小売売上高:-0.4%(前月比予想:+0.2%、2月:+0.3%)
・中・4月財新製造業PMI:51.4(予想:51.0、3月:51.1)
・独・4月失業率:5.9%(予想:5.9%、3月:5.9%)0.8/0.4
・独・1-3月期GDP速報値:前年比-0.9%(予想:-0.8%、10-12月期:-0.4%)
《TY》
提供:フィスコ