<注目銘柄>=オルガノ、最先端半導体分野で脚光再び
オルガノ<6368>は7000円台のもみ合いから早晩上放れる可能性が高そうだ。総合水処理エンジニアリング企業として、エレクトロニクス産業の幅広いニーズを捉えているが、特に半導体向け純水製造装置で高水準の需要を獲得し業績の飛躍的な伸びに反映させている。
高集積化・微細化の進む半導体洗浄用途で使われる水は、極微の不純物の存在すら許されない文字通り超ハイレベルの純水製造が不可欠となるが、同社はこの分野で屈指の技術力と実績を有している。とりわけ生成AI市場の急速な成長を背景に、世界的に開発競争が加速している2ナノメートルプロセスの最先端半導体分野で、存在感を今後更に高めていくことが予想される。
24年3月期は営業利益段階で前の期比45%増の220億円見通しと大幅な伸びで連続ピーク利益更新が見込まれている。株価は25日移動平均線を絡めた中段もみ合いだが、ここを足場に上値追い局面に移行し、8000円台活躍を視野に入れる可能性も。(桂)
出所:MINKABU PRESS
高集積化・微細化の進む半導体洗浄用途で使われる水は、極微の不純物の存在すら許されない文字通り超ハイレベルの純水製造が不可欠となるが、同社はこの分野で屈指の技術力と実績を有している。とりわけ生成AI市場の急速な成長を背景に、世界的に開発競争が加速している2ナノメートルプロセスの最先端半導体分野で、存在感を今後更に高めていくことが予想される。
24年3月期は営業利益段階で前の期比45%増の220億円見通しと大幅な伸びで連続ピーク利益更新が見込まれている。株価は25日移動平均線を絡めた中段もみ合いだが、ここを足場に上値追い局面に移行し、8000円台活躍を視野に入れる可能性も。(桂)
出所:MINKABU PRESS