<動意株・26日>(前引け)=ゼオン、Tホライゾン、インソース
日本ゼオン<4205>=急伸。25日の取引終了後、取得総数1000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.73%)、取得総額100億円を上限とする自社株買いの実施を発表。これをポジティブ視した買いが入ったようだ。取得期間は5月7日から2025年3月21日まで。取得した全株式を同年4月4日に消却する。あわせて25年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比3.9%増の3970億円、最終利益は同43.7%減の175億円を計画する。同社は前期の期末配当予想を5円増額したうえで、今期の年間配当予想を同2円増配の47円とした。
テクノホライゾン<6629>=底値圏で大幅高。FA・光学機器を主力に手掛けるが、レンズ技術に定評があり、監視カメラやドライブレコーダーなどへの展開で実績が高い。足もとの業績は会社側の想定を大きく上回って推移しており、円安が追い風となったほか、原価低減効果と合理化努力が奏功し収益押し上げ効果をもたらしている。25日取引終了後に24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の8億円から10億円(前の期は5億3000万円の赤字)に増額した。24年3月期は配当も10円復配が見込まれており、最終利益がゲタを履いた状態ながらPER7倍前後で、PBRは0.7倍台と株価指標的にも水準訂正余地が意識されやすい。
インソース<6200>=反発。同社は25日取引終了後、24年9月期第2四半期累計(23年10月~24年3月)の連結業績予想修正を発表。営業利益の見通しは従来の21億4000万円から24億円(前年同期比24.4%増)に引き上げた。売上高予想は59億7000万円から60億円(同15.3%増)に上方修正。好採算のITサービス事業の売り上げ構成比が高まったことや、販管費が想定を下回ったことが主な要因だとしている。なお、通期業績予想については従来見通しを据え置いている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
テクノホライゾン<6629>=底値圏で大幅高。FA・光学機器を主力に手掛けるが、レンズ技術に定評があり、監視カメラやドライブレコーダーなどへの展開で実績が高い。足もとの業績は会社側の想定を大きく上回って推移しており、円安が追い風となったほか、原価低減効果と合理化努力が奏功し収益押し上げ効果をもたらしている。25日取引終了後に24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の8億円から10億円(前の期は5億3000万円の赤字)に増額した。24年3月期は配当も10円復配が見込まれており、最終利益がゲタを履いた状態ながらPER7倍前後で、PBRは0.7倍台と株価指標的にも水準訂正余地が意識されやすい。
インソース<6200>=反発。同社は25日取引終了後、24年9月期第2四半期累計(23年10月~24年3月)の連結業績予想修正を発表。営業利益の見通しは従来の21億4000万円から24億円(前年同期比24.4%増)に引き上げた。売上高予想は59億7000万円から60億円(同15.3%増)に上方修正。好採算のITサービス事業の売り上げ構成比が高まったことや、販管費が想定を下回ったことが主な要因だとしている。なお、通期業績予想については従来見通しを据え置いている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS