出光興産が反発、全農グレインとSAF原料の確保と北米でのビジネス展開を視野にMOU締結
出光興産<5019>は朝安スタートも切り返し前日比プラス圏に浮上している。午前10時30分ごろ、全国農業協同組合連合会(東京都千代田区)の子会社である米国の全農グレイン(ルイジアナ州)と「SAFサプライチェーン構築の戦略的協力」に関する覚書(MOU)を締結したと発表しており、好材料視されている。
今回のMOU締結は、持続可能な航空燃料(SAF)製造技術の一つであり、植物油などを水素化処理して得られる水素化エステル・脂肪酸(HEFA)技術向けの多様な植物油原料確保を目的とするもの。HEFA技術には原料として植物油などが使用されているが、SAF需要の世界的な拡大に対応するには、原料油の確保が課題となるとされることから、今回原料油の確保を目的に、米国において穀物メジャーに匹敵する規模で事業展開する全農グレインと協業し、大豆油を中心とした植物油・その裏作でカバークロップ(緑肥)として栽培される非可食油糧種子由来の植物油の活用を検証。今後、北米でのSAFビジネス展開を目指すとともに、国内への植物油原料供給も視野に検討するとしている。
出所:MINKABU PRESS
今回のMOU締結は、持続可能な航空燃料(SAF)製造技術の一つであり、植物油などを水素化処理して得られる水素化エステル・脂肪酸(HEFA)技術向けの多様な植物油原料確保を目的とするもの。HEFA技術には原料として植物油などが使用されているが、SAF需要の世界的な拡大に対応するには、原料油の確保が課題となるとされることから、今回原料油の確保を目的に、米国において穀物メジャーに匹敵する規模で事業展開する全農グレインと協業し、大豆油を中心とした植物油・その裏作でカバークロップ(緑肥)として栽培される非可食油糧種子由来の植物油の活用を検証。今後、北米でのSAFビジネス展開を目指すとともに、国内への植物油原料供給も視野に検討するとしている。
出所:MINKABU PRESS