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8940 インテリックス

東証S
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インテリックス---3Q増収、リノベーション事業分野の売上高が2ケタ増


インテリックス<8940>は5日、2024年5月期第3四半期(23年6月-24年2月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.6%増の303.81億円、営業利益が同52.8%減の1.65億円、経常損失が0.54億円(前年同期は0.08億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.36億円(同0.53億円の損失)となった。

リノベーション事業分野の売上高は前年同期比12.2%増の251.13億円となったが、市場全体における在庫過剰感を考慮し、リノヴェックスマンションの販売価格を調整し事業回転を優先したことで利益率が低下し営業利益は同75.4%減の1.20億円となった。物件販売の売上高は、主にリノヴェックスマンションの販売件数及び価格の上昇により、同10.7%増の231.15億円となった。賃貸収入の売上高は、同26.3%減の0.84億円となった。そして、その他収入の売上高は、リノベーション内装事業の受注増等により、同38.6%増の19.12億円となった。

ソリューション事業分野の売上高は同6.2%減の52.68億円、営業利益は同30.3%増の7.09億円となった。物件販売の売上高は、リースバック物件の流動化があったものの前年同期に比べ20.8%減の35.17億円となった。賃貸収入の売上高は、同7.8%減の7.02億円となった。そして、その他収入の売上高は、ホテル事業の稼働率上昇等により同155.2%増の10.48億円の増収となった。

2024年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比17.7%増の485.43億円、営業利益が同8.4%増の7.69億円、経常利益が同52.3%増の3.64億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同145.5%増の2.47億円とする期初計画を据え置いている。

《SO》

 提供:フィスコ

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