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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6083 ERIホールディングス

東証S
1,971円
前日比
+35
+1.81%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.5 2.70 3.04 31.48
時価総額 154億円
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<動意株・1日>(前引け)=JET、さくらKCS、ERIHD

 ジェイ・イー・ティ<6228>=上値指向で3日続伸。受け渡しベースで3月末の株主を対象に株式3分割を実施したが、分割後の株価が上昇基調を一気に強める展開となりマーケットの注目を集めている。同社株は3月相場では株式分割の権利取りの動きが反映されず、逆に断続的な大口売りで調整色を強める展開を余儀なくされていた。しかし、実質新年度入りで目先売り圧力が希薄化するなか、先取りする形で株価を上昇させていなかった分、値ごろ感からのリバウンド狙いの買いを誘っている。同社は半導体洗浄装置の開発・設計、製造・販売及びアフターサービスを一気通貫で手掛けていることが特長。韓国企業の傘下にあり韓国や台湾といったアジア地域で実績が高かったが、国内でも最先端半導体の量産を目指す日の丸半導体新会社のラピダス向けで、次世代半導体製造技術の洗浄装置開発を受託するなど実力を発揮し始めている。

 さくらケーシーエス<4761>=連日のストップ高カイ気配と上げ足鮮烈。三井住友銀行を筆頭株主に置く情報サービス会社で、創業1969年の古参企業だが、安定した高い技術力を背景に、三井住友グループをはじめ金融向けや自治体向けなどを中心に高実績を誇る。システム開発のほか、耐震・耐火及び高度なセキュリティーを強みとするデータセンターが収益の柱。今後、国内でもデータセンター増設需要が高まることが予想され、同社のこれまでの実績が見直される流れにある。時価総額200億円未満と小型で、なおかつ浮動株比率の低さが際立っており、株式需給のタイト感に着目した投資資金の攻勢が本格化している。24年3月期営業利益は期初見通しの8億2000万円から、10億2000万円(前の期比3%増)に増額修正し、2ケタ減益見通しから一転増益予想となったことも引き続き好感されているもようだ。

 ERIホールディングス<6083>=急動意。新築住宅など建造物の建築確認検査や住宅性能評価などを手掛けているが足もとの業績は改善色が強い。住宅性能評価及び関連事業、ソリューション事業などが好調で収益に貢献している。同社が前週末29日取引終了後に発表した24年5月期第3四半期(23年6月~24年2月)決算は営業利益が前年同期比2%減の15億400万円と小幅減益となったが、12~2月期でみると前年同期比39%増と約4割の大幅増益をみせており、これを手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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