さくらKCSがストップ高カイ気配、データセンター需要増大で成長期待
さくらケーシーエス<4761>に投資資金が攻勢、連日の急騰劇となった。前日まで3連騰で出来高増勢のなか上昇幅も徐々に広げてきたが、きょうは一気に上げ足を加速させ、300円高はストップ高となる1448円でカイ気配に張り付いている。三井住友銀行を筆頭株主に置く情報サービス会社で、システム構築のほか、耐震・耐火及び高度なセキュリティーを強みとするデータセンター事業を展開している。生成AI市場が世界的に拡大するなか、日本でもデータセンター需要が中期的に増勢の一途となることが予想され、同社の活躍余地が高まるとの見方がある。また、足もとの業績も当初の会社側計画を上回って推移しており、24年3月期業績は営業利益段階で期初見通しの8億2000万円から、10億2000万円(前期比3%増)に増額修正し、2ケタ減益見通しから一転増益見通しに変わっている。
出所:MINKABU PRESS
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