“再上方修正”へ、24年3月期【業績上振れ】有力候補〔第1弾〕 <成長株特集>
3月期決算企業の第3四半期決算発表シーズンに業績予想を上方修正した企業について、4-12月期実績の修正した通期計画に対する進捗率を調べたところ、修正幅が保守的でさらなる業績上振れが期待できる銘柄が多くみられた。本特集では、4-12月期業績の対通期進捗率が高く、通期予想を“再度”上方修正する可能性のある銘柄を探った。
今回は第1弾として、時価総額600億円以上の銘柄を対象に、(1)今年の1月から2月中旬にかけて24年3月期の経常利益予想を上方修正した、(2)4-12月期の経常利益が前年同期比で増益もしくは黒字に転換して着地、(3)4-12月期経常利益の通期計画に対する進捗率が80%以上、かつ同進捗率が過去5年の平均を10ポイント超上回る、といった条件を満たした32社を選び出し、進捗率が大きい順に記した。
なかでも、4-12月期の経常利益が通期計画をすでに上回っている、九州電力 <9508> [東証P]、帝国ホテル <9708> [東証S]、JR西日本 <9021> [東証P]、いなげや <8182> [東証P]、伊藤忠食品 <2692> [東証P]、中国電力 <9504> [東証P]、ツムラ <4540> [東証P]は業績上振れが濃厚とみられる。
また、ニップン <2001> [東証P]、横河電機 <6841> [東証P]、東亜建設工業 <1885> [東証P]、三谷商事 <8066> [東証S]、三菱ロジスネクスト <7105> [東証S]、高砂熱学工業 <1969> [東証P]は、直近3ヵ月の10-12月期に四半期ベースの最高益を達成し、通期計画も最高益更新を見込む、いわゆる利益成長“青天井”銘柄としても注目したい。
┌ 対通期進捗率 ┐┌─ 経常利益 ─┐ 予想
コード 銘柄名 4-12月 5年平均 通期計画 4-12月 PER
<9508> 九州電 125 106 200000 250556 4.4
<9708> 帝ホテル 118 104 2800 3302 39.2
<9021> JR西日本 110 98.1 146000 161033 18.7
<8182> いなげや 110 61.7 2400 2630 92.5
<2692> 伊藤忠食 106 91.7 9000 9516 15.2
<9504> 中国電 100 83.1 165000 165373 3.4
<4540> ツムラ 100 84.9 22400 22400 17.6
<9506> 東北電 99.6 79.1 280000 278893 3.0
<6258> 平田機工 96.9 76.3 6300 6103 20.7
<2001> ニップン 96.3 79.0 21500 20704 7.4
<6526> ソシオネクス 93.0 77.9 31500 29302 32.5
<1820> 西松建 92.0 74.7 17000 15638 15.0
<6995> 東海理 92.0 70.5 43000 39565 7.8
<6417> SANKYO 91.5 76.2 72000 65879 6.9
<7974> 任天堂 91.5 79.5 620000 567357 21.9
<5406> 神戸鋼 89.3 77.7 150000 133926 6.7
<8129> 東邦HD 87.9 68.2 15500 13618 15.6
<7241> フタバ 86.7 39.6 18000 15609 8.7
<8022> ミズノ 86.0 64.5 17500 15045 12.9
<6841> 横河電 85.9 69.1 71000 61015 16.6
<6501> 日立 85.6 54.8 750000 642107 24.0
<1885> 東亜建 85.0 68.2 15100 12840 10.0
<5352> 黒崎播磨 84.2 72.7 15500 13048 8.9
<8066> 三谷商 83.8 70.4 25600 21453 10.9
<5970> ジーテクト 82.9 71.8 16200 13434 8.5
<6135> 牧野フ 82.9 60.3 16700 13843 11.1
<7280> ミツバ 82.7 63.3 19000 15711 6.6
<7105> ロジスネクス 82.1 64.0 40000 32848 6.7
<6960> フクダ電 81.7 66.0 24000 19603 12.1
<5726> 大阪チタ 80.7 66.0 8300 6697 13.7
<3817> SRAHD 80.5 67.8 7300 5876 12.3
<1969> 高砂熱 80.3 59.1 25000 20065 17.4
※経常利益の単位は百万円。
株探ニュース
今回は第1弾として、時価総額600億円以上の銘柄を対象に、(1)今年の1月から2月中旬にかけて24年3月期の経常利益予想を上方修正した、(2)4-12月期の経常利益が前年同期比で増益もしくは黒字に転換して着地、(3)4-12月期経常利益の通期計画に対する進捗率が80%以上、かつ同進捗率が過去5年の平均を10ポイント超上回る、といった条件を満たした32社を選び出し、進捗率が大きい順に記した。
なかでも、4-12月期の経常利益が通期計画をすでに上回っている、九州電力 <9508> [東証P]、帝国ホテル <9708> [東証S]、JR西日本 <9021> [東証P]、いなげや <8182> [東証P]、伊藤忠食品 <2692> [東証P]、中国電力 <9504> [東証P]、ツムラ <4540> [東証P]は業績上振れが濃厚とみられる。
また、ニップン <2001> [東証P]、横河電機 <6841> [東証P]、東亜建設工業 <1885> [東証P]、三谷商事 <8066> [東証S]、三菱ロジスネクスト <7105> [東証S]、高砂熱学工業 <1969> [東証P]は、直近3ヵ月の10-12月期に四半期ベースの最高益を達成し、通期計画も最高益更新を見込む、いわゆる利益成長“青天井”銘柄としても注目したい。
┌ 対通期進捗率 ┐┌─ 経常利益 ─┐ 予想
コード 銘柄名 4-12月 5年平均 通期計画 4-12月 PER
<9508> 九州電 125 106 200000 250556 4.4
<9708> 帝ホテル 118 104 2800 3302 39.2
<9021> JR西日本 110 98.1 146000 161033 18.7
<8182> いなげや 110 61.7 2400 2630 92.5
<2692> 伊藤忠食 106 91.7 9000 9516 15.2
<9504> 中国電 100 83.1 165000 165373 3.4
<4540> ツムラ 100 84.9 22400 22400 17.6
<9506> 東北電 99.6 79.1 280000 278893 3.0
<6258> 平田機工 96.9 76.3 6300 6103 20.7
<2001> ニップン 96.3 79.0 21500 20704 7.4
<6526> ソシオネクス 93.0 77.9 31500 29302 32.5
<1820> 西松建 92.0 74.7 17000 15638 15.0
<6995> 東海理 92.0 70.5 43000 39565 7.8
<6417> SANKYO 91.5 76.2 72000 65879 6.9
<7974> 任天堂 91.5 79.5 620000 567357 21.9
<5406> 神戸鋼 89.3 77.7 150000 133926 6.7
<8129> 東邦HD 87.9 68.2 15500 13618 15.6
<7241> フタバ 86.7 39.6 18000 15609 8.7
<8022> ミズノ 86.0 64.5 17500 15045 12.9
<6841> 横河電 85.9 69.1 71000 61015 16.6
<6501> 日立 85.6 54.8 750000 642107 24.0
<1885> 東亜建 85.0 68.2 15100 12840 10.0
<5352> 黒崎播磨 84.2 72.7 15500 13048 8.9
<8066> 三谷商 83.8 70.4 25600 21453 10.9
<5970> ジーテクト 82.9 71.8 16200 13434 8.5
<6135> 牧野フ 82.9 60.3 16700 13843 11.1
<7280> ミツバ 82.7 63.3 19000 15711 6.6
<7105> ロジスネクス 82.1 64.0 40000 32848 6.7
<6960> フクダ電 81.7 66.0 24000 19603 12.1
<5726> 大阪チタ 80.7 66.0 8300 6697 13.7
<3817> SRAHD 80.5 67.8 7300 5876 12.3
<1969> 高砂熱 80.3 59.1 25000 20065 17.4
※経常利益の単位は百万円。
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