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今週のマーケット展望「日経平均予想は40000~41300円」マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)


皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。

3月ももう最終週ですが、まだまだ寒い日がつづきますね。年度内最終週ともなる今週、相場の材料をしっかりとチェックしておきましょう!

さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、3月25日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。


まず広木さんは、『今週は年度内最終週となり、27日は3月期末配当権利付き最終売買日だ。そのほか、年金のリバランス、日経平均の銘柄入れ替えに伴う換金売り、TOPIXの浮動株調整のリバランス、配当の再投資など様々な需給イベントが集中する』と伝えつつも、『これらは事前にわかっていることであり、それらを見越した先回りトレードはほぼ一巡しているだろう』と言及しています。

そして、『先週、日銀金融政策決定会合・FOMC(米連邦公開市場委員会)とビッグイベントを通過し、マーケットも大きく動いた後だ。今年は比較的、静かな年度末を迎えるのではないか』と予想しています。

今週の注目材料としては、『28日に日銀金融政策決定会合の主な意見が公表される。また日米の物価統計も出てくる。29日は東京都区部消費者物価指数(CPI)が発表になる。全国CPIの先行指標であり、3月の生鮮食品を除くコアCPIは市場予想で前年比2.4%上昇と前月(2.5%)からやや伸びが鈍化すると見込まれている。 29日は米国でも2月のPCE(個人消費支出)価格指数の発表がある。市場予想では前月比0.5%上昇と1月の0.2%から伸びが加速する強めの数字を見込んでおり、上振れに対して警戒感がある。また29日にはパウエル議長がサンフランシスコ連銀主催のイベントで講演を予定している』と、スケジュールを伝えています。

ただ、『29日はグッド・フライデーで債券、株式市場は休場となるため、PCEやパウエル議長講演に対する市場の反応は見られない。週後半からはイースター休暇で市場参加者も少なくなるだろう』として、『それもあって、動きの乏しい年度末となりそうだ』と考察しています。

そんな中、『静かな年度末の期待はあるが、波乱の芽は為替相場だろう』と広木さんはいいます。

その背景について、『市場では政府・日銀による円安けん制への警戒が強まっている。また年度末特有の為替取引も相場変動の要因だ。この時期は決算に向けて日本企業のレパトリ(レパトリエーション;外貨の円転)が出やすい』とした上で、『日銀のマイナス金利解除くらいではレパトリ加速要因にはならないと思うが、一応、年度末の円高には注意したい』と見解を述べています。

最後に、日経平均の今週の予想レンジは『4万円~4万1300円』としました。


参考にしてみてくださいね。


山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。

フィスコマーケットレポーター 山崎みほ

《CS》

 提供:フィスコ

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