日新---SAFを利用した航空貨物輸送の実施

日新<9066>は19日、SAFを利用した航空貨物輸送の実施を発表した。
同社は全日本空輸の提供するSAF(Sustainable Aviation Fuel)※ Flight Initiativeプログラムに参画している。今回3月14日に日本から上海向けの航空貨物便にてSAFを利用した輸送を手配した。
同社グループでは「脱炭素社会の実現と環境に配慮した循環型社会への貢献」をマテリアリティの一つとして掲げ、利用運送事業者として特に国際輸送を主力事業とする同社にとって、国際的なサプライチェーンにおけるCO2排出量(GHGプロトコルにおけるScope1,2,3)の削減は大きな課題と認識している。その中でもScope3の削減に大きく寄与するSAF普及・利用拡大は、パートナーとなる航空会社との協力が必要不可欠であり、継続していくことが重要であると考えている。
同社は、今後もこのような活動を通じ、気候変動に向けた課題解決とカーボンニュートラル社会の実現に積極的に取り組むとしている。
※SAF：バイオマスや排ガスを原料とする航空機用燃料で、ライフサイクルでのGHG排出量を約80％削減することが可能。

《SI》

　提供：フィスコ