マイクロアド---Paykeと連携し、台湾人観光客向けインバウンドプロモーション支援サービス「In-Scan」を提供開始
マイクロアド<9553>は21日、マイクロアド台湾と投資先企業であるPaykeとともに、消費財メーカーに対する、訪日台湾人向けのインバウンドプロモーション支援サービス「In-Scan(インスキャン)」を共同開発し、提供を開始したと発表。
「In-Scan」は、マイクロアドグループが提供する訪日台湾人向けインバウンドプロモーション支援サービスと、訪日外国人向けショッピングサポートアプリPaykeを連携させたサービス。
Paykeは、店頭で商品バーコードをスキャンするだけで、多言語で商品情報を表示することができるアプリ。訪日観光客に対し、商品理解と購買行動を促進するほか、商品スキャン数をもとにプロモーションの計測を行い購買促進の訴求効果を可視化することが可能。
2023年10-12月の訪日外国人旅行消費額は、2019年同期比137.6%となる約1.7兆円に達した。国別では台湾の消費額が最も多く2,300億円を超えている。台湾においては、4月上旬の日本のお盆にあたる「清明節」から夏季休暇のある7月にかけて、訪日観光の需要期とされている。
こういった背景から、今後も需要の増加が見込まれる台湾人観光客に向けた、同サービスの提供を開始に至った。
サービス概要は、旅マエ、旅ナカでの商品プロモーション、Paykeによる商品認知・購買行動の促進、商品のスキャン情報をもとにした効果計測とレポーティングを行う。
また今後は台湾人観光客の位置情報データの取得及び活用をした、流通小売店舗における来店計測や地方自治体向けの来県計測などを行なっていく。
《SO》
提供:フィスコ