KaizenPF Research Memo(4):最適なグロースハッカーのチームを組成して顧客の課題を解決
■事業概要
2. グロースハッカーネットワークを活用したビジネスモデル
Kaizen Platform<4170>の「KAIZEN PLATFORM」サービスのビジネスモデルは、プラットフォーム上でグロースハッカーと呼ぶデジタル専門人材のネットワークを活用していることを特徴・強みとしている。顧客の課題やニーズを踏まえて、同社従業員のPMの下、最適なグロースハッカーのチームを組成して顧客の課題解決に取り組む。グロースハッカーネットワークには、様々な領域のクリエイターやエンジニアなどが在籍しており、それぞれの専門領域や得意分野に基づいてWebサイト分析、Webサイトデザイン案作成、ディレクションなどの役割を割り当て、フルリモートでプロジェクトを進める。単に納品して終わりではなく、過去に実施してきた1,200社超、5万件超の豊富な改善事例とデータも最大限活用して、プラットフォームを通じてフィードバックしながら改善を進めている。
なお取引構造は、顧客からはサービス料を受け取り、グロースハッカー(法人、個人)に対しては成果連動型の報酬を支払う。同社はPMとサポートに徹しており、プラットフォーム上のグロースハッカーとチームを組むことで人件費の変動費化を図っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
《HH》
提供:フィスコ