KaizenPF Research Memo(2):ミッションは「KAIZEN the World」
■会社概要
1. 会社概要
Kaizen Platform<4170>は、ミッションに「KAIZEN the World なめらかな働き方で世界をカイゼンする」を掲げ、DXを通じて世界をカイゼンし、社会課題を解決することを目指している。SaaSとコンサルティングとプロフェッショナルサービスを組み合わせることで、顧客企業のDX課題解決や社会課題解決に貢献するDXアクセラレーションパートナーである。
本社所在地は東京都港区で、2023年12月期末時点のグループは、同社、及び連結子会社のKaizen Platform USA, Inc.、ディーゼロ(2021年8月に株式70.2%を取得して子会社化、2024年以降に残株式29.8%も取得して完全子会社化予定)、ハイウェル(2022年10月に株式70%を取得して子会社化、2024年10月に残株式30%を取得して完全子会社化予定)の合計4社で構成されている。ディーゼロは九州最大級のWeb専門の制作会社である。ハイウェルは主にSES事業を展開している。
2023年12月期末時点の総資産は4,369百万円、純資産は3,190百万円、資本金は1,766百万円、自己資本比率は72.1%、発行済株式数は16,865,731株(自己株式110株を含む)である。連結ベースの従業員数は前期末比6名増の132名(同社及びKaizen Platform USA, Inc.合計49名、ディーゼロ58名、ハイウェル25名)で、業務委託者数は同9名増の47名となっている。なお2023年12月末時点の株式分布状況は、海外機関投資家が4.6%、個人株主(一般)が41.9%、役員及び従業員が31.0%、その他(事業法人、ベンチャーキャピタル等)が22.5%となっている。
2. 沿革
2017年4月にKaizen Platformを東京都港区に設立、子会社Kaizen Platform USAを米国カリフォルニア州サンフランシスコ市に設立、2020年12月に東京証券取引所(以下、東証)マザーズに新規上場、2021年8月にディーゼロを子会社化、2022年4月に実施された東証の市場再編に伴って東証グロース市場に移行・上場、2022年10月にハイウェルを子会社化した。
なお前身は2013年3月に米国カリフォルニア州サンフランシスコ市で設立したKAIZEN platform Inc.である。2017年7月にKAIZEN platformを吸収合併消滅会社、Kaizen Platform USAを吸収合併存続会社とし、その対価として同社の普通株式をKAIZEN platform Inc.の株主に割当交付する三角合併を実施している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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提供:フィスコ