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外為サマリー:149円20銭台に上伸、日米金利差拡大観測がサポート

 18日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=149円27銭前後と前週末の午後5時時点に比べ70銭程度のドル高・円安となっている。

 15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円04銭前後と前日に比べて70銭強のドル高・円安で取引を終えた。今週発表された2月の米消費者物価指数(CPI)と米生産者物価指数(PPI)が市場予想を上回る伸びとなったことを背景に、米連邦準備制度理事会(FRB)による年内の利下げ回数が想定よりも減る可能性が意識され、米長期金利が上昇し、日米金利差拡大を見越したドル買い・円売りが進んだ。日銀が18日から19日まで開く金融政策決定会合ではマイナス金利政策が解除されるとの見方が広がったものの、円買いの姿勢は限られた。

 18日のドル円相場は149円台に乗せてからじり高の展開となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)において、メンバーによる金利見通しが引き上げられるとの見方もあって、ドル円相場の支援材料となっているもようだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0885ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0005ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=162円50銭前後と同85銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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