ＪＩＧーＳＡＷ Research Memo（10）：指数関数的成長に踏み出す1年となりそう

■業績動向

2. 2024年12月期の業績見通し
2024年12月期の業績見通しに関して、不確定要素が多いため適正かつ合理的な業績予想が困難として、JIG-SAW<3914>は業績予想を公表していない。しかし、2023年12月期までの先行投資が徐々に顕在化しているため、指数関数的成長に踏み出す1年となりそうだ。というのも、堅調に推移している既存データコントロール事業のさらなる業容拡大、SBIグループとの連携などによる欧米やアジア全域での事業拡大、自動運転ソフトウエアの商用化などが見込まれるため、売上高の伸びが加速化することが想定されるからである。また、引き続き過去最高水準の先行投資が計画されているものの、ストック収益の拡大も加速することが予想されることから、営業利益は2ケタ以上の伸びを期待したいところである。

（執筆：フィスコ客員アナリスト　宮田仁光）

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